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・・本日10月24日、夜は飲みに行って来ます。飲みに行って来ます!「厨十兵衛」に!!大切なことなので、2回言いました。風邪で潰した一週間にとって、完全復活を言うなら今日を経てこそ!!個人的予習日記……とは言え、きっと、この頃とはまた別の日本酒が入っていたりして、それがとても楽しみです。・・【 9月20日日曜日・厨十兵衛 】シルバーウィークの中心に、僕とYkさんは「厨十兵衛」に遊びに行きました。入って直ぐのカウンターに座ります。右隣には1本前の電車で松本に向かっていた、kenchieさん、Skさん夫妻が日本酒を楽しまれていました。こうして並ぶのは何だか久し振りに感じます。「和」「団欒」と言うものは、「囲」、テーブル、面を合わせる場に在る印象がありますが、こうして肩を一列に並べること、笑顔を並べる事でも「和」はきっと存在し、日本酒と料理を美味しく楽しむ事は出来る。この日、4つ並ぶ笑顔を、店主であるIdさんはどんな風に眺めたのでしょうか。僕らの美味しい気持ちが届いていれば嬉しいですよネ。【 栃木・姿&石川・宗玄 】栃木・姿・純米吟醸無濾過原酒ひやおろし、石川・宗玄・純米原酒ひやおろし…からスタート。「姿」もここ「厨十兵衛」で見掛けると頼みたくなる、信頼できる、そして美味しさをいつも期待してしまう銘柄。香、味のバランスが良く、メモは、まず「旨い!」と言うコメントから始まります。後味にやや若さを拾うものの、充実しつつある全体に程好いキレイさ、やはりバランスのまとまり。「宗玄」は、過去の経験から香系だと思って注文してみたのだけれど、金沢酵母…きょうかい14号酵母寄りの、香は比較的おとなしめで味重視の雰囲気。どちらかと言うと、田舎的な…長野近辺で触れ合うものに近く、甘味が強めで、幾分骨太なイメージも抱く味わいでした。【 ボタンエビ 】ここ最近、アイシティの「寿司・一番」に行く事が多いです。ボタンエビが美味しいんです。そんな事から覚えが良かった事もあり、お刺身のメニュウの中から、「ボタンエビ」を選びました。急速に「好きな海老」ランキングを登りつめている感があります。身の甘さ、旨さとハリと艶かしさ。この組み合わせがなんとも美味しいものですよネ。腹にむしゃぶり付くのは、命を食べる旨味なる感覚。【 神奈川・相模灘&岐阜・房島屋 】続いてお願いした日本酒は、神奈川・相模灘・特別本醸造生、岐阜・房島屋・純米無濾過生原酒17BY…の2種でした。相模灘の特別本醸造、すごく良い印象があったので、楽しみに飲みます。少し洋酒にありそうな木のほどけるような香を拾い、ミルク、シルク…滑らかな雰囲気と、柔らかく乗るコク味が美味しいです。生酒と言う事で、この秋口まで熟成が進み、それも好みの方向に伸びて来た様で、美味しい。けれど、こうした熟成酒系、“Ykさんは苦手かもしれない”…と聞いてみると、これがまた「美味しい」との答え。先入観で判断すると、こうした驚きや、美味しさから遠ざかってしまう場合もあり、やっぱり1度は飲んでみて、ダメだと思うのではなく、今日は苦手だけれど明日は分からない、その瞬間の出会いの様な美味しさを、ちゃんと把握して捕まえるべきですネ。「房島屋」は更に同系統、熟成の香が強く感じられます。醸造年度が17BYと言う事で、秋が深まり、21BYが造られ始めている今からすれば、3年以上前のお酒になり、熟成感の強さは当然。味わいは年月の経過においてもへこたれず、強く一升瓶の中で熟れていた様で、ダイナミックな雰囲気を持ち合わせていました。力強く、飲み込んで美味しい感じ。【 タコとキュウリのごま油和え 】【 タコのみそ和え 】メニュウには日付のほか、「今宵の酒の肴」の文字も。この日は、毎回頼む通称「タコきゅう」のほかに、「みそ和え」も登場していました。この「みそ和え」には大いに「酒の肴」たる味わいを感じます。【 愛知・奥&島根・王禄 】続いてお願いしたのは、ここ最近、飲む機会がなかったなぁ…と感じ、飲みたくなって注文した「愛知・奥・純米吟醸無濾過無調整原酒“熟・2007BY”」と、本来ならば僕の好みに近いはずなのに、逆の好みのYkさんにも気に入られつつある「島根・王禄・超辛純米生詰18BY“冷や降ろし”」を。もちろん僕が飲んでも美味しいし、ふたり共に「お気に入り」銘柄として数えられている日本酒です。そんな「王禄」、充実、そして大成の味…と言った風情。辛味、旨さ、そして酸のハッキリとした顔立ち。強くあるけれど、キツくなく、堅過ぎずに、柔らかすぎずに、適度に万感の思いを抱かせる。「タコのみそ和え」とも相性が良くて、小さめグラスで楽しんでいましたが、あっと言う間に進んでいましたネ。「奥」はそんな「王禄」と比べてしまうと、やや平坦にも感じられる酒質。けれど、含んだ際に広がる香の彩りは良く、アルコール感の出方からも、「みそ和え」よりも「タコきゅう」の、塩ときゅうり、トマトの味わいと相性が良い様でした。【 ボタンエビ頭揚げ 】身を食べ尽くした上で、更に頭を揚げてもらいました。2度美味しい感覚。この海老殻の香ばしさは他に替え難い美味しさですよネ。【 静岡・磯自慢&島根・開春 】続いてお願いしたのは、静岡・磯自慢・純米吟醸“山田錦”、島根・開春・生もと“山口”純米生原酒…の2種類。「磯自慢」は王道の日本酒らしい雰囲気。Ykさんとは特に相性が良い静岡らしさで、お気に入りの日本酒。「開春」はバランス良く、キレの存在感があり、奥ゆかしい香に味わいを楽しむ構成。最奥にどこか苦味が残りますが、むしろ全体を締め括るイメージも。きっと今の冷えた状態では冷えた美味しさが、温度を変えることで、まろやかさや多彩な味わいを見せてくれる気がしました。【 揚げ出しいろいろ 】一見サラダの様にも見える彩ある揚げ出し。ツユの香もさることながら、ミョウガやパプリカ、エリンギまでと、見た目も香も、もちろん味わいも、なんと楽しめるボリュームである事か。ひとつひとつ、旨いダシにタネの旨さも光る感覚。満足の一皿!【 山形・十四代&山口・貴 】本日最後の1杯は、山形・十四代・中取り純米無濾過生“角新純米”20BY、山口・貴・純米吟醸“備前雄町”生詰…を選びました。「十四代」、上立ち香には熟れの気配が強いのに、いざ口に含むと良いお酒の香が生まれて来る感覚。苦味や渋味もしっかりとしていて、ゴツ過ぎない程度に体が成っている。「貴」は実にスマートかつシャープ。心地良い疾走感があり、味は旨味が乗り始めていて美味しい。【 新物カキフライ 】「揚げ出し」でかなり満足はしていたのだけれど、どうしても食べたくてお願いした最後の一品。大粒のカキフライ。街の居酒屋さんで出会ってこそ、「この季節になったか」と感じます。素直に嬉しい。熱くて口の中の火事と格闘しながらも、牡蠣の旨さを、フライの香ばしさを衣の甘味も、みんな味わう。粒揃いの彼らを次々にやっつけて行く至福。お腹いっぱい食べました。そうそう、kenchieさん夫妻もこの新物のカキフライ、お願いしていたハズ。やはり季節の味をその季節に、似合いの日本酒と共に味わう事は、幸せですネ。・お腹いっぱいになったところで、今日はここまで。心からの「ごちそうさまでした」を伝え、「厨十兵衛」をあとにします。そして、四柱神社にお参りをして、いつもの土曜日ならば、これから「摩幌美」へ向かうところですが、日曜日、加えて酋長はスコットランドに取材に向かっている頃、それならば…と向かった先は、また次回。
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